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− ご協力のお願い −

各種運動のご協力のお願いや、情報提供などのお願いです。
ご協力お願いします!
掲載ご希望の方は、柳原三佳までメールでご連絡下さい。
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 ●事故の目撃情報を求めています
Date: 2008-01-29 (Tue)
●事故の目撃情報を求めています

【事故の概要】

1月2日夜19時20分頃、県道の左側を歩行中(帰宅途上)
    ※県道一宮山梨線 一宮町坪井216付近
後方より車(左フェンダー部と思われる)が私の右太股に接触。飛ばされ転倒。
加害者はそのまま逃走。そのため、確認できた情報はナンバー「・・14」、白系のセダンのみにとどまる。

その後、110通報し上記情報を提供。
約10分後、警察が到着し、簡単に現場を検証。怪我の状況がひどく、直後到着の救急車にて近くの病院(一宮温泉病院)に搬送される。

現場には、車のブレーキ痕、ウィンカーの破片等痕跡は確認できず。

よろしくお願いいたします。

『連絡先/近江(オウミ) 090-1774-5714』


 報告とお願い
Date: 2007-04-13 (Fri)
いつもお世話いただいています。

すでに昨夕のTVや新聞報道でご覧の方も多いと思いますが、江別の高石さんが
4月12日、国会の参院内閣委員会で参考人として意見陳述をしました。

以下、道新の記事とstvの動画ニュース(URL)をコピーします。

4年前の8月に始めた「飲酒ひき逃げ厳罰化署名」が、ついにここまできたとい
う感慨があります。高石さんそして連絡協議会の皆さん、これまでの大奮闘本当
にお疲れ様です。そしてこれからも力を合わせて頑張りましょう。
報道は以下のページにもアップしています。

http://www.ne.jp/asahi/remember/chihiro/hikinigeosirase.htm


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2007/04/13,「北海道新聞」

飲酒・ひき逃げに厳罰を
息子失い
江別の母、国会で訴え

飲酒運転によるひき逃げで息子を失った高石洋子さん(45)=江別市=が12
日、道路交通法の改正案を審議している参院内閣委員会に参考人として出席、
「悪質なドライバーに逃げ得を許す現行法を改め、厳罰化を進めなければ飲酒運
転やひき逃げ事件はなくならない」と訴えた。
「飲酒・ひき逃げ事犯に厳罰を求める遺族・関係者全国連絡協議会」共同代表
でもある高石さんは、16歳の二男を亡くした4年前の事件を振り返り「息子を
ひいて逃げた犯人の行為は人間として一番大切なものが欠落している。ところが、
犯人を裁く法律は犯人のあしき心よりもっと不完全だった」と、現行の道交法の
不備を指摘した。
 その上で「息子の死を無駄にしたくない気持ちと、こんな苦しみを誰にもさ
せたくない思いから、逃げ得とならないために飲酒運転やひき逃げに厳罰を下す
よう、刑法を含む関連法の改正を求める」と要望した。


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STVの動画ニュース(動画ニュースは7日間見られます)
http://www.stv.ne.jp/news/streaming/item/20070412190440/index.html
(2007年4月12日(木)「どさんこワイド180」)

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前田 敏章 tmaeda@asahi.email.ne.jp
http://www.ne.jp/asahi/remember/chihiro/
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 報告とお願い
Date: 2007-04-09 (Mon)
いつもお世話いただいています。
前回の「報告とお願い2007-3-16でお知らせした北海道交通事故被害者の会の会
員、豊岡さんがいよいよ民事提訴し、本日記者会見を行いました。
以下は道内2局の報道です。

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STVの動画ニュース(動画ニュースは7日間見られます)

http://www.stv.ne.jp/news/streaming/item/20070406185224/index.html

(2007年4月 6日(金)「どさんこワイド180」)
◆「命の対価」で遺族が提訴
命の重さ、健常者と障害者で違いがあるのでしょうか?2年前、重度の障害をもった男性が交通事故で死亡した際、保険会社は賠償額の算定でこの男性が将来、得られるはずだった収入をゼロとしました。これを不当として両親が、訴えを起こしました。

(息子を亡くした母親)「息子の障害児の命って何なのでしょうか?命の尊厳どころか生きている価値さえないと言われているようなものです」
会見で、訴える女性―。女性の長男は、おととし、死亡しました。
(小林記者)「事故はおととし8月、この場所で起きました。重度の障害を持った男性が、バスを降りた際、ヘルパーが目を放した隙に道路へ飛び出し、この場所で乗用車にはねられ死亡したのです」
当時17歳の長男に対して、運転手の保険会社が示した賠償額は意外なものでした。「逸失利益」、つまり、長男が生きていれば、将来に得られたはずの収入を「ゼロ」と算定したのです。長男には重度の障害があり、仕事はできないということが、その理由でした。長男の両親は、命の対価とされる逸失利益が、障害者という理由でゼロなのは明らに不当、差別だとして、加害者の運転手らを相手取り、同年代の健常者と同じ逸失利益を含む、およそ7300万円の損害賠償を求めています。息子を亡くした長男の母親と、弁護士は被害者の労働能力を重視しすぎる、今の損害賠償額の算定方法に問題があると訴えます。
(息子を亡くした母親)「今まで障害者の逸失利益0円と言われれば、どんなに悔しくても泣き寝入りするしかなかったと思います。障害者の人権を認めてもらい。もう悲しい連鎖は断ち切りたい、そのような気持ちで一杯です」
(小林記者)「将来の収入を基本とした、損害賠償額算定の考え方に一石を投じる裁判。"命の対価"に差があるのか、という根本的な問題を投げかけています」

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HBCの動画ニュース

http://www.hbc.jp/news/hbc-newsi.html

Hana*テレビ 2007年4月6日(金)

「逸失利益ゼロ」で怒りの提訴
「重い障害があった息子は、生きる価値がないと言われたようなもの」。
交通事故の賠償で「逸失利益」=将来得られるはずの利益をゼロとされた両親が、怒りの提訴です。
おととし8月、当時17歳だった少年がバスから降りた直後、乗用車にはねられ死亡しました。
少年は重い自閉症でした。
少年の両親は、乗用車を運転していた女性や少年に付き添っていた福祉事業所のヘルパーを訴えましたが、保険会社に提示された賠償金額の見積もりは…?
見積もりの内訳では少年が将来得られるはずの収入「逸失利益」がゼロと算定されていたのです。
これまで「逸失利益」をめぐる裁判では、障害のある人が健常者と並ぶ賠償金額を認められたケースはありませんが、「ゼロ」はないはず…。
弁護側は「障害者であっても、成長や発達の可能性も含め、最低賃金分は割り当てるべき」として、賠償額をおよそ4300万円増やすよう訴えました。

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豊岡さんは4月10日発行の会報23号でもp6で「障害者の逸失利益0円の改正
を求めて」という一文をよせています。以下のPDF版で読めます

http://www.ne.jp/asahi/remember/chihiro/hk-higaisya-kaiho-3.htm

(
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前田 敏章 tmaeda@asahi.email.ne.jp
http://www.ne.jp/asahi/remember/chihiro/
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 高知県警にもの申す
Date: 2007-03-29 (Thu)
 高知県内で発生した白バイの死亡事故に関して、下記のブログ解説の情報が入りました。
 今日、第4回公判だそうです。
 真実はどこにあるのでしょうか。

http://blogs.yahoo.co.jp/littlemonky737/730065.html


 報告とお願い
Date: 2007-03-16 (Fri)
いつもお世話いただいています。2件のお知らせです。

@昨日の北海道新聞は、1面で北海道交通事故被害者の会の会員、豊岡さんのと
りくみと訴えを大きく取り上げました。本日の朝日新聞も報じており、昨夕はH
BC、UHBでの放映もあったそうです。
(HBCの動画ニュースが見られます→http://www.hbc.jp/news/hbc-newsi.html
 )
道新記事は末尾です。

私たち遺族の共通の思い、「命の尊厳」が認められる社会を実現するために、豊
岡さんの必死の取組についても応援をしていきたいと思います。
(豊岡さんの会報22号での記事は以下からPDF版で読めます
http://www.ne.jp/asahi/remember/chihiro/hk-higaisya-kaiho-3.htm

A本日16日、STV( http://www.stv.ne.jp/index.html )が「どさんこワ
イド」の中で、道交法改正の検証という特集を放映します。高石さんが取材を受
けています。観てください。

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「北海道新聞」2007/03/15

札幌で輪禍死障害者の両親
「逸失利益ゼロは不当」
加害者らを提訴へ

 交通事故で死亡した自閉症の長男=当時(17)=の逸失利益を「ゼロ円」と算定したのは不当だとして、札幌市内の両親が、加害者の運転手と事故当時、長男を介護していたヘルパーらを相手取り、同年代の健常者と同じ逸失利益約四千二百万円を含む約七千三百万円の損害賠償を求め四月上旬、札幌地裁に提訴することが十四日、分かった。これまで、重度の障害者に健常者並みの逸失利益を認めた判決はなく、逸失利益の見直しを求める訴訟は全国でも異例だ。

 両親らによると、重度の自閉症だった長男は二○○五年八月、ヘルパーに付き添われ、初めて路線バスを利用して札幌市内の公園へ行った。バスが公園内の停留所で停車し、ヘルパーが運賃を支払っている間に、長男は道路へ飛び出し、乗用車にはねられ死亡した。
 事故の数カ月後、加害者の代理の損害保険会社が、男性の両親に賠償額の見積もりを提示。長男が受け取るはずの障害者年金を将来の収入と認めず、逸失利益をゼロと算定し、賠償額の総額は慰謝料など千六百万円とした。
 逸失利益は、被害者が生きていれば将来得られたはずの収入で、同じ年代の健常者でも、職種などによって数千万円の差が生ずることもある。一般的に、障害者は仕事に就きにくいため、収入予想額を低く算定され、障害が重度になるほど逸失利益は低くなる。
 両親は「障害者だからといって、命の対価と考えられる逸失利益がゼロ円なのは明らかな差別で、人権を無視している」と訴える。
 両親の代理人を務める児玉勇二弁護士(東京)は「重度の障害者でも発達の可能性はあり、逸失利益に差をつけるのは不合理。少なくとも、法律で定められた最低賃金をベースに算定するべきだ」と話している。道内関係では、旧上磯町(現北斗市)の知的障害児施設で入浴中に死亡し、逸失利益を「ゼロ円」と算定された男性=当時(16)=の青森県に住む両親も、近く同様の訴訟を青森地裁に起こす。

(同37面)
逸失利益ゼロ訴訟
同じ命 なぜ格差
「障害者だから…無念」
遺族*賠償額算定を疑問視

 「息子には、生きている価値がなかったということでしょうか」。重度の自閉症だった長男=当時(17)=を交通事故で失い、逸失利益を「ゼロ」と算定された札幌市の両親は、就労による将来の収入を基本とした、損害賠償額算定の考え方を疑問視する。道内では、この両親のほかにも事故で死亡した障害者の親が、賠償額見直しを求めて提訴するケースが増えており、遺族の訴えは「『命の対価』に差はあるのか」という根源的な問題も投げかけている。
 札幌の両親は、損害保険会社から「逸失利益はゼロ円」と言われた後、複数の弁護士に相談した。弁護士は保険会社から算定の根拠を聞いた上で、両親に「逸失利益がゼロでも仕方ないですね」と言ったという。
 それでも、両親は「愛する子供を失った上に、『息子の命はゼロ円』と言われて納得する親がいるでしょうか」。
 障害者の逸失利益は低いため、裁判になれば通常の慰謝料に三百万円程度を上乗せして、健常者との差をわずかに縮めるのが一般的だ。
 損害賠償論に詳しい吉村良一・立命館大法学部教授(民法)は「子供を失った親の悲しみに差はない。賠償額は逸失利益ではなく、親に対する慰謝料を中心に考えるべきだ」と指摘する。
 札幌地裁小樽支部で二月、車にはねられ死亡した吉川博記さん=当時(26)=の両親が加害者の運転手に損害賠償を求めた訴訟の判決があった。同年代の大卒男性なら一億円をゆうに超えるはずの逸失利益は、判決では五百六十万円しか認めなかった。博記さんが受け取っていた障害基礎年金を収入とみなし、将来の予想額から生活費などを控除して算出した金額だ。
 母親(59)は月に一度、博記さんが戻ってくる夢を見る。知的障害で言葉が話せず、服を着るにも介助が必要だった。「赤ん坊と同じで、人の世話にならないと生きていけない。親が死んでも、人にかわいがられる子になるよう、愛情を込めて育てたのに」とくやしさをにじませる。父親(63)も「障害者ということで金額が低いとなったら、あの子はさぞ無念だろう」と、唇をかみしめた。
 逸失利益の算定について、日本損害保険協会は「健常者の場合、算定方法を定めた法律に従って支払いをしている」とした上で、「障害者には明確な基準はなく、保険会社各社が判断している」と話している。
【写真説明】小樽市内の自宅で博記さんの仏壇を見つめる母親。「あの子が寂しくないように、夜も豆電球をつけておくの」

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前田 敏章 tmaeda@asahi.email.ne.jp
http://www.ne.jp/asahi/remember/chihiro/
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 報告とお願い
Date: 2007-03-05 (Mon)
いつもお世話いただいています。

怒りをこめて札幌高裁の不当判決の報告をさせていただきます。(前回報告
2007-1-24)

後段の道新の記事にあるように、札幌高裁は本日行われた控訴審で、長谷部拓磨
君を死に追いやった加害者を、あろうことか「無罪」としました。

衝突位置が二転三転するなど、事件の真相は未だ不明のままですが、少なくとも、
加害者の前方不注意と速度違反がなければ、横断中の拓磨君が第2車線で轢かれ
ることは絶対に無かったはずです。それを「衝突回避の可能性があったとは言え
ない」などとどうして言えるのでしょうか。一審の川田宏一裁判官と、この不当
な一審判決をそのまま追認した長島孝太郎裁判長には、良識というものがあるの
でしょうか。人間の血は流れているのでしょうか。一体、法が護るべきものに人
の命以上のものがあるのでしょうか。実際に多数の被害者を出し、危険性が充分
認識されているクルマを、違反を伴う危険な使い方をした結果、かけがえのない
命を奪ったのです。この行為が厳しく裁かれなければ、公道での安全はどのよう
に確保されるのでしょうか。

こんな理不尽を、絶対許すわけにはいきません。絶対に。

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2007年3月5日 「北海道新聞」夕刊

札幌中3交通死
二審も無罪判決

 札幌市北区で2003年7月、長谷部拓磨君=当時中学3年(14)が乗用車にはねられ死亡した事
故で、業務上過失致死罪に問われた札幌市北区の男性会社員(33)に対する控訴審判決公判が
5日、札幌高裁であった。長島孝太郎裁判長は「被害者の発見時に、ただちに回避措置を講じ
ても衝突は回避できず、一審判決に誤りはない」として、一審の無罪(求刑・禁固2年)を支持
、検察側の控訴を棄却した。
 昨年8月の札幌地裁判決によると、男性会社員は03年7月、同市北区の市道で長谷部君をはね
て死亡させた。判決は男性会社員に「衝突回避の可能性があったとは言えない」として、無罪
を言い渡した。
 控訴審で検察側は、男性会社員が前方不注意だった上、制限速度を15キロ上回る時速約55キ
ロで走行していたと指摘し、「速度を順守していれば衝突を回避でき、過失が認められるのは
明白」と主張。これに対し弁護側は「一審判決は正当」として控訴棄却を求め、一回で結審し
た。
 この事故をめぐっては長谷部君の母親が昨年1月、早期の起訴を求める上申書を札幌地検に提
出。同地検は同3月、業務上過失致死罪で男性会社員を在宅起訴した。
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前田 敏章 tmaeda@asahi.email.ne.jp
http://www.ne.jp/asahi/remember/chihiro/
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 報告とお願い
Date: 2007-02-27 (Tue)
いつもお世話いただいています。

明日のTV番組のお知らせです。
先日大阪で起きたツアーバス事故の背景に、規制緩和の問題がありますが、NH
Kが2月28日(水)19:30〜19:56放送の「クローズアップ現代」で
取り上げるようです。

下記、放送予定によると、北海学園大学講師の川村雅則さんがスタジオゲストと
してコメントします。川村さんは、を北海道交通事故被害者の会のフォーラムの
講師を引き受けるなど、会の発足当初から協力をいただいていますが、規制緩和
の問題など交通運輸をテーマに研究を続けている若手研究者です。
(スローライフ交通教育の会
http://www.ne.jp/asahi/remember/chihiro/site2/mokuji.htm
の会員でもあります)

どうぞご覧下さい。

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http://www.nhk.or.jp/gendai/

2月28日(水)放送予定
検証・スキーバス事故(仮題)

今月18日、大阪・吹田市でスキーツアーの観光バスが道路脇の橋脚に衝突し27人が死傷する事故が起きた。運転していた21歳のバスドライバーは警察の取り調べに対し、「今月に入って休みは一日しかなかった」「うとうとしていて分離帯にぶつかった」と居眠り運転を認めている。「激安」をうたう様々なツアーが溢れる陰で、ツアー会社から仕事を請け負うバス会社は激しい価格競争に晒されている。7年前の規制緩和によって、バス会社の数は1.6倍に急増。厳しい経営を強いられる会社が増えるなか、ドライバーの労働環境は益々劣悪なものとなっている。スキーバス事故を通して、守るべき"人の命"が脅かされている現状を伝える。
(NO.2376)

スタジオゲスト : 川村 雅則さん
    (北海学園大学講師)
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前田 敏章 tmaeda@asahi.email.ne.jp
http://www.ne.jp/asahi/remember/chihiro/
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 報告とお願い
Date: 2007-02-25 (Sun)
いつもお世話いただいています。

遅ればせながら、2月19日の法制審で、会として意見表明を行った報告です。

1月29日、3団体(「北海道交通事故被害者の会」「TAV」、「交通事故被害
者遺族の声を届ける会」)が、法務省刑事局との面談を行った件は既に報告
(1-31,2-1)しましたが、その成果もあり、2月7日に法相が諮問した法制審議
会刑事法部会において被害者団体として意見を述べる機会が与えられました。
(同時にこの審議委員に3団体からの推薦が認められ、大阪弁護士会の松本誠弁
護士が委員に加わることになりました)

2月19日、法制審議会刑事法(自動車運転過失致死傷事犯関係)部会第2回会
議で12団体(被害者団体は9)の一つとして、北海道交通事故被害者の会も意
見発表を行いました。
会の要望事項、及び1月11日に法務大臣宛送付した要望書を基に、今回の諮問
事項に対する意見書を持参し、特別類型として「自動車運転過失致死傷罪」を新
設することを評価すること、しかしその最高懲役は10年以上にして欲しいことな
ど強く訴えてきました。
与えられた時間は15分でしたが、前半は意見書をもとに意見を述べ、後半は被害
の実相と命の重みに見合わない不当な刑罰の実態を理解してもらうために、白石
乃郁さん、竹田響ちゃん、長谷部拓磨君、白倉美紗さん、そして私の娘千尋、そ
れぞれの遺影(A4版のもの)を委員に向けて示させていただき、10年以上の改
正を強調しました。

提出した意見書と発言の詳細を、私のHP

http://www.ne.jp/asahi/remember/chihiro/yobosyogenbatu070219.htm

にアップしました。(※会のHPは工事中ですので)

法制審議会は3月に答申を出し、法案は今国会に提出される予定と伝えられます。
「命の尊厳」が護られる法改正となるよう、今後に向けてさらに英知を結集する
ことが求められると思います。

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前田 敏章 tmaeda@asahi.email.ne.jp
http://www.ne.jp/asahi/remember/chihiro/
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 ひき逃げ犯逮捕
Date: 2007-02-10 (Sat)
 1月15日の本コーナーで、名古屋市内で発生したひき逃げ死亡事件の目撃情報を求めていたのですが、この事件のご遺族・副島さんから、昨日、下記のメールが届きました。
 
「お世話になります。以前、貴ブログにひき逃げ事件を掲載していただきました、副島と申します。
 警察の方の捜査により、ひき逃げ犯人が逮捕されました。今後、またご相談させていただだく事があるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。」

 卑劣なひき逃げ事件が二度と起こらないよう願いつつ、ご協力いただいた皆様には、私からもお礼申し上げます。


 報告とお願い
Date: 2007-02-04 (Sun)
いつもお世話いただいています。

前回(1-31)報告の1月29日法務省刑事局面談の様子が道画付き日テレニュース
で未だ見られます。参考まで。

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 http://www.news24.jp/76330.html 

被害者遺族 悪質な交通事故への厳罰化要求

 悪質な交通事故に対する厳罰化を求めて、交通事故の被害者の遺族らが29日、法務省を訪れ、要望書を提出した。
 要望書を提出したのは、交通事故被害者の遺族ら12人。これまで、悪質な交通事故でも業務上過失致死傷罪が適用されると刑の上限は懲役5年だったが、法務省は「自動車運転過失致死傷罪」を新設し、上限を懲役7年に引き上げる刑法の改正案をまとめている。

 しかし、遺族らは「さらに厳しい罪を科することができるようにしてほしい」と要望した。
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前田 敏章 tmaeda@asahi.email.ne.jp
http://www.ne.jp/asahi/remember/chihiro/
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http://www.ne.jp/asahi/remember/chihiro/


  ■ 死亡ひき逃げ事故の目撃者を捜しています
Date: 2007-01-15 (Mon)
■死亡ひき逃げ事故の目撃情報を求めています

 昨年12月17日に母を交通事故(ひき逃げ)で亡くしました。
 まだ犯人も見つかっておりませんので、少しでも情報を収集したく、貴ページへの掲載をお願いいたします。

1)発生時間
 2006年12月17日午後5時40分頃

2)場所
 名古屋市中区正木2丁目
 古渡橋東交差点の北側横断歩道上

3)被害者は、74歳女性 身長は148CM

4)加害車両 黒のRV車としかわかっていません。
       北方向へ逃走

情報提供は、名古屋中警察署052−241−0110

<依頼者>
 副島正文(被害者の長男)
 Masafumi Soejima [msoejima@yahoo.co.jp]

以上、よろしくお願いいたします。 


 死亡事故の目撃者を捜しています
Date: 2006-12-28 (Thu)
 10月5日に名古屋市内で起こった死亡事故です。自転車の青年が信号無視をしたということで、すでに相手方のドライバーは不起訴処分となりました。
「あんなに広い道路で、なぜ……?」
 ご遺族は今も納得できず、客観的な情報を求めておられます。
 この事故について情報をお持ちの方がおられましたら、ぜひご協力をお願いいたします。

<以下、ご遺族からのメールを転記します>

■発生時間/2006年10月5日木曜日 午後10時40分頃

■発生時の天候/雨

■発生場所/名古屋市千種区の鏡池通2丁目交差点(交差点角に見附小学校、ミニストップがあります)。名古屋高速道路道路 東山線 四谷出口との合流地点のある交差点です。

■被害者は身長165cm、体重約65kg、28歳男性。名古屋大学院生。紺色の反射剤のついた雨合羽を着用。

■自転車は20インチのコンパクト車。色はシルバー。

■めがね(フレームはシルバー系で、わりと小さなサイズ)を愛用していましたが、いまだに発見されていません。どなたか現場で見かけられた方はおられませんでしょうか?

■相手車両は、スバルのレガシィ B4のセダンタイプ。2000年もしくは2002年式。(排気量1994cc。車両重量1480kg)ボンネットにエアーインテーク空気取り入れ口あり。色はシルバー。品川ナンバー。

■自転車は見附小学校方面からミニストップ方面(北から南)へ横断歩道を横断中、鏡池通線を山手通から中区(東から西)へ走行してきた相手車両と横断歩道上で衝突。弟は衝突後、交差点中央まで飛ばされ、自転車は右斜め前対向車線側へ飛ばされました。

■午後10時49分、救急車現場到着。11時05分、現場発車。事故後相手車両は、交差点を越えた先の横断歩道の先で車を停車。実況見分は、午前3時近くまで行われた模様。

■10月7日の新聞には、千種署はいずれかが信号を無視したものとみて調べていると記載されております。
 
 この事故の目撃者を捜しています。些細な情報でも結構です。どうぞよろしくお願いいたします。

<連絡先>
〒814−0155 福岡県福岡市城南区東油山6−2−26
伊藤 香織(被害者の姉)
FAX 092−861−2800
E-mail t6lyjp@yahoo.co.jp


 署名のお願い
Date: 2006-07-29 (Sat)
 名古屋の佐藤と申します。

 平成17年7月17日に、次女有希を交通事故にて喪いました。

 午前7時5分ごろ、ソフトテニス部に在籍していた娘は、友人と共に先輩の引退試合の応援のため、地下鉄の駅に向かっていました。
 自宅近くの環状2号線で信号待ちをしていたときに事故に遭いました。

 歩道でただ立って信号が変わるのを待っていただけなのです。他にも二名の歩行者がいました。
 そこに、赤信号を無視して進入した車が、青信号で進入の車を横転させました。
 横転した車が制御不能となり、娘と娘の友人を轢いたのです。

 娘は即死。娘の友人は骨盤を複雑骨折の重傷を負いました。他二名の歩行者は軽症となりました。
 赤信号で進入した運転手は、目撃者が現れてもなお、5ヶ月の間、自分は青であり、相手が赤であると言いつづけました。
 一度も月命日にお焼香に訪れることも無く、事故後一ヶ月も経たないうちに、事故車の変わりに車(ベンツ)を購入していました。

 公判が始まると、車を処分したり、ボランティアをしたり、寄付をしたりの行動をとりました。
 それらが、情状酌量の理由となり、一審で求刑禁固4年のところ、禁固3年執行猶予5年の判決が下されました。

 地検は、量刑不当として控訴してくださいました。

 秋ごろ控訴審が開かれる予定です。

 娘のためにも、今後二度とこのような事故が起きないよう、加害者に現実をしっかり受け止めてもらえるためにも、
 実刑を求めて、署名運動をする決意をいたしました。

 賛同していただけます方は、是非ご協力ください。よろしくお願いいたします。
(娘のHPの裁判の経緯のところに、簡単流れを記しております。ぜひご覧くださいませ)

〒465-0014 
名古屋市名東区上菅2−1112 303
佐藤 智博  逸代

http://www.yuki-smile-angel.com/


 控訴が決まりました
Date: 2006-06-06 (Tue)
みなさまこんばんは、児島早苗の娘、児島なゆかです。
朝一の飛行機に乗って、東京から関西に帰って来、その足で大阪高検へ行き、控訴して下さいと母と共に昼の1時から一時間以上訴えてきました。「刑事裁判資料」だけではなく、兄自身の今までの人生・人柄も伝える事ができました。また、国会で行なわれたメッセージ展の実行委員の方々が書いてくださった、母への励ましの手紙も一つ一つ検事さんたちの前で読み上げました。もてるだけの時間を、精一杯使いきって訴えることが出来たと思います。また、検事さんも時にうなずきながら話を聞いてくださり、嬉しく思いました。そしてつい先程(高検訪問から約五時間後)、控訴が決定したという連絡がきました。大阪高検を去るときに「何かあれば連絡して欲しい」と申入れた際、検事さんも「可能な範囲の情報を提供していきます」と言ってくださったものの、これほど早く電話が掛かってくるとは想像もしていませんでした。電話を切って戻ってきた母が泣いていた為、期待する半面、悪いことが起きたのではなどと勝手に想像してしまいましたが、心配無用でした。控訴が確定したのですから。計984名分の署名、母・兄の友人らの努力と友情、何より兄の思いが高検まで届いたのだと思います。これからまた新たな戦いが始まりです。裁判過程の一つでしかないかも知れません、しかし私達にとってはとても大きな一歩です。今までの努力、そして署名を通して伝えられるみなさんの想いを無駄にしないよう、これからも頑張りますので、またご支援よろしくお願いします!
また、署名は「証拠」として奈良検察、大阪高検と引き継がれるそうです。今日家に帰ってきたら、また多くの方が署名を集めて送ってくださっていました。ほんとうにありがとうございます。証拠として残るものであればなおさらです。9日に追加として今日から9日までにみなさんが集めてくださった署名を、もう一度大阪高検に提出しに行きたいと思います。控訴したら終わりではありません、これほど多くの人がこの裁判を見守っているのだ、ということを、数字として示し、裁判に集中してもらうことが大切だと思います。どうかまだ署名が手元にある方、またはまだ署名されていない方がいらっしゃいましたら、どうぞご協力お願い致します。
取り急ぎ連絡させていただきました。それでは、失礼致します。
児島なゆか
KENTOのホームページ http://kento.holy.jp/

http://kento.holy.jp/


 署名のお願い
Date: 2006-06-05 (Mon)
 奈良の児島早苗です。
 5月26日、奈良地方裁判所にて判決公判があり、息子の生命を奪ったヤマト運輸の運転手・Y被告に対して無罪の判決が言い渡されました。
 急な登りのカーブを、ケントの乗ったバイクが時速46キロメートルで走行したことにされるなど、まさに「死人に口なし」の判決となりました。

 現在、大阪高等検察庁へ、Y運転手の控訴を求める署名を募っています。
 控訴の期限は地裁判決から2週間後の6月9日(金)です。
不当な判決を確定させないためにも、是非ご協力をお願いします。

 ご協力いただける方は、webサイト内にある署名用紙をダウンロード、記入の上で署名用紙記載の宛先へ郵送またはFAXをお願いします(急いでおりますので、可能な限りFAXでお願いします)

http://kento.holy.jp/




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