スナックけんか誤認事件
ただ、喧嘩の仲裁をしただけなのに・・・。わずか2枚の「写真面割」で犯人に!?
2023.7.1(土)
スナックけんか誤認事件[冤罪File2023年8月号]はこちら
「主文、被告人は無罪ーーーー」。2023年1月17日、大阪地裁の法廷に裁判官の声が響いた。一貫して否認しながらも、傷害罪で在宅起訴されていた男性は、被告人席でじっと判決文の読み上げを聞いていた。偶然立ち寄った小さなスナックで、見ず知らずの泥酔客らの喧嘩仲裁に入っただけの彼が、なぜ、身に覚えのない罪に問われ、傷害罪で起訴されたのか。捜査機関の理不尽な捜査に翻弄された苦悩と無罪判決確定後の思いを聞いた。
■冤罪File 2023年8月号