ジャーナリスト・ノンフィクション作家 柳原三佳オフィシャルサイトHP

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【No.13】検察官と被害者のコミュニケーション

真実を明らかにしたいという気持ちは被害者遺族も検察官も同じ。そこでは被害者と検察官はしっかりとコミュニケーションを取らないといけない。被害者遺族は被疑者側の申し立てのみで一方的に捜査が行われているのではないかという不安もある。そういう時には被害者遺族側から検察官に質問したり、要望したりして構わない。検察官は被害者遺族から手紙が届けば読むし、電話がくれば対応する。検察庁に来てもらい話しを聞くこともする。その場合、突然会ってくれと言われても無理な場合もあるし、証拠の中で見せられない物があることも理解して欲しい。
再生時間:00:05:18:08

 

 

【出演】
 元さいたま地方検察庁検事 依田隆文
 元宮城県警察交通警察官  佐々木尋貴
【インタビューアー】
 交通ジャーナリスト    柳原三佳

私(佐々木尋貴)は交通事故の調査を始めてから多くの被害者や遺族の方々、弁護士と接する機会がありました。そこで気付いたことがあります。
私がこれまで警察という捜査側で交通事件事故処理していた時、何ら疑問に感じず、ごく当たり前のことだと思っていたことが実は被害者、遺族には全く未知の世界だったことが沢山あったのです。その未知の世界ゆえに抱く不安や疑問に何年もの歳月を悩み続けている方もたくさんおられました。
ちょっとした知識を得るだけで解決できる不安や疑問はたくさんあります。
この動画は長年交通事故被害者、遺族、司法問題などを取材してきたジャーナリスト柳原三佳氏がインタビューアーです。彼女が見てきた多くの被害者、遺族が抱いている不安や疑問に元さいたま地方検察庁交通部長検事依田隆文氏と元宮城県警察交通警察官佐々木尋貴が端的にお答えしています。
関心のあるところからお入りください。