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なぜ、大阪で無罪判決が続出? 「揺さぶられっ子症候群」の捜査をめぐる危うい現実

柳原三佳 | ノンフィクション作家・ジャーナリスト | 2020.12.15

 12月4日、大阪地裁は「揺さぶられっ子症候群(SBS)」事件で虐待を疑われていた母親に、またしても無罪判決を下しました。

「揺さぶられ症候群」めぐり母親に無罪 全国で16例目(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

 記事によると、2014年以降の6年間に、少なくとも全国で16例の「揺さぶられっ子症候群」裁判で無罪判決が出ているとのこと。

 有罪率99%以上と言われている日本の刑事裁判で、無罪がこれほど連続するというのは、まさに異例中の異例です。そのうちの半数にあたる8件は大阪府警が捜査しているという事実に、「なぜ、大阪に集中しているのか? 捜査の在り方に問題があるのではないか?」という疑問の声が上がっています。

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