ジャーナリスト・ノンフィクション作家 柳原三佳オフィシャルサイトHP

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「感染予防の最後の砦」エンバーマーが見た葬儀の現場で起きたこと

病院だけじゃない新型コロナ最前線

遺体を扱う葬儀業の人たちは新型コロナウイルスとどう向き合っているのか。アメリカのエンバーマー(遺体衛生保全技師)の資格を持つ橋爪謙一郎氏は「遺体からも感染する可能性があると伝わり、葬儀の現場は恐怖に晒された。アメリカと比べ、日本は感染症に対する備えが不十分だった」という。ジャーナリストの柳原三佳氏が取材した----。

感染リスクに晒され続けた葬儀関係者

----橋爪さんは米国の大学で葬儀科学を学び、帰国後は都内でエンバーミング(遺体衛生保全)事業を営んでいますね。新型コロナウイルス感染症が広がり、徐々に「亡くなってからも感染力がある」ということが明らかになりました。葬儀の現場ではそのとき、どのような対応が行われていたのでしょうか。

PRESIDENT Online 2020.6.25

「感染予防の最後の砦」エンバーマーが見た葬儀の現場で起きたこと