外国人ドライバーによる不法行為。レンタカー事故は日本人の約4倍というデータも。その現実とは #エキスパートトピ
2025.5.17(土)
5月14日、埼玉県三郷市の市道で、下校中だった小学生の列に車が衝突し、4人の子どもがけがを負うというひき逃げ事件が発生しました。その後の捜査で、同乗者で中国籍の男性が埼玉県警に任意で事情聴取を受けていることが報じられました。日本の法律を守り、規律正しい生活をされている在日外国人の方々がいる一方、大胆な犯罪行為を白昼堂々、平然と犯す人々がいるのもまた事実です。今回の運転者がどのような人物だったのかはわかりませんが、外国人による交通事故や運転免許に関する最近の報道を取り上げました。
ココがポイント
「外国人が簡単に運転免許を取得できる弊害が以前から問題視されていて、今回の件もそこから派生した問題です」
中国人に横行する“外国免許切り替え”が物議…滞在ホテルを住所に 河野太郎氏「今後認めない」 交通事故増加の背景
レンタカーを運転した日本人4520人と在日外国人341人を比べたところ、外国人の事故率は日本人の約4倍にのぼる高リスク
無免許と知りながら被告に車を貸し、逃走の手助けをしたタイ人のBは不法残留で、彼自身も車の免許は持っていませんでした。
エキスパートの補足・見解
日本国内で外国人が運転する場合、日本の運転免許を取得するか、ジュネーブ条約に基づく「国際運転免許証」が必要となりますが、普通に運転免許を取得する場合、日本人の試験よりハードルが低いのでは?という指摘もあります。たとえば日本人の場合、普通免許の学科試験は文章問題90問+イラスト問題5問の計95問出題され、合格基準は90点以上ですが、外国人の場合、日本の交通ルールに関する10問のうち7問以上正解すれば合格できます。これで本当に大丈夫なのかという不安が募ります。
また、外国人が絡む交通事故を取材して感じるのは、捜査の際に外国語の翻訳が必要になるためか、無免許や飲酒、ひき逃げなど、かなり悪質なケースでも簡易に済まされることが多いことを実感しています。
深刻なのは賠償能力のないケースが少なくないことです。任意保険だけでなく、自賠責も未加入というケースがあり、たとえ裁判を起こしても賠償金は支払われず、いつの間にか帰国、ということも実際に起こっています。国として外国人の運転免許、車の取得時における厳格なルールづくりと、被害者が泣き寝入りを強いられないよう、万一の際の救済策が必要ではないでしょうか。