【9連休スタート】渋滞、逆走、猛暑… 各地の交通事故対策から見えてくる、お盆休み特有の危険とは? #エキスパートトピ
2025.8.9(土)
お盆休みがスタートしました。12日に休みを取れば本日(8月9日)から9連休。マイカーを使っての帰省や遠方へのドライブ旅行を計画している方も多いのではないでしょうか。
この時期は交通量が増加し、高速道路で大渋滞が発生しがちです。また、普段ハンドルを握らない人が慣れない道を運転をすることで、普段では考えられないような事故が起こりがちだといわれています。
全国各地ではこの時期、さまざまな交通事故防止の対策がおこなわれています。こうした取り組みを事前に知っておくことで、危険を回避することが大切です。
ココがポイント
厳しい暑さの中でのドライブ、エアコンが効いている車内でも”熱中症”になるリスクがある
警察によりますと、去年のお盆休みに県内の高速道路で発生した人身事故は16件で、その半数が渋滞中に発生していました。
高速道路の逆走 対策訓練 お盆前に
家族や友人の大切な命を守るため、車に乗車するときは、シートベルト(6歳未満はチャイルドシート)を着用しましょう。
エキスパートの補足・見解
お盆休みがはじまりました。実家に帰省して家族に会ったり、旅行に出かけたり、楽しいイベントを計画している方も多いことでしょう。一方で、この時期特有の交通事故も予想されており、全国各地では上記で紹介したように1件でも悲惨な事故を減らすべく、また万一事故が起こった際、被害を最小限に食い止めるための対策がおこなわれてます。こうした事前の取り組みに目を通しておくだけでも、渋滞が予測される中でのドライブで何に気をつけるべきかを認識することができるのではないでしょうか。
今年の夏は大変な猛暑です。渋滞に巻き込まれ、長時間の運転を強いられると、肉体的にも精神的にも疲労はたまりやすくなります。慣れない道での運転やカーナビ凝視も危険です。
特に気をつけていただきたいのは、帰省先でのチャイルドシード未装着です。実家の車にチャイルドシートがないにもかかわらず「ちょっとそこまでなら…」と、軽い気持ちで子どもを乗せてしまうケースもあるようですが、チャイルドシートは先に宅配便で送っておく、もしくは現地でレンタルするなど、親の責任として必ず備えてください。お盆休みに事故の当事者にならぬよう、十分に気をつけていただきたいと思います。