コンビニ駐車場で多発する痛ましい「踏み間違い事故」 当事者にならないための対策は? #エキスパートトピ
2026.1.7(水)

昨日、東大阪市のコンビニエンスストア駐車場で高齢者の運転する車が急加速し、男子中学生がはねられて死亡するという痛ましい事故が発生しました。子どもを持つ親として、またハンドルを握るドライバーとして、被害者、加害者双方の立場からいたたまれない気持ちになりました。
加害者は「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」と供述しているとのこと。同種の事故は繰り返し起こっています。「自分だけは大丈夫」と過信せず、今できる対策について改めて考える必要があるのではないでしょうか。決して他人事ではありません。情報をまとめました。
ココがポイント
東大阪市のコンビニエンスストアで、中学3年の男子生徒が高齢男性の運転する乗用車にはねられ、その後死亡が確認されました
コンビニに車突っ込む…80代男性が駐車場に車止めようと アクセルとブレーキ踏み間違えたか
2018~2020年の3年間のペダル踏み間違いによる死亡重症事故件数は、圧倒的に高齢ドライバー(65歳以上)が多い
衝突被害軽減ブレーキをはじめ、さまざまな先進安全技術を搭載した車を開発、販売することによって(略)安全運転をサポート
出典:経済産業省
エキスパートの補足・見解
アクセルとブレーキの踏み間違い事故が全国各地で多発しています。「コンビニ駐車場」というキーワードで検索しただけでも、昨年9月には、12日/島根県大田市で70代男性の軽自動車が店舗に突入。30日/兵庫県姫路市で車止めを越えてガラス壁に衝突。12月には、5日/兵庫県加古川市で駐車中の軽乗用車が店舗に突入。22日/千葉県松戸市で80代男性の車が店舗に突入。26日/鳥取県米子市で50代女性が運転する軽乗用車が店舗に突入。など枚挙にいとまがありません。
街のオアシス的な存在であるコンビニは子どもから大人まで、気軽に立ち寄ることのできる場所だけに、かなりの頻度で発生している激突事故の現実を知ると不安が募ります。
こうしたケースは「車を駐車する」という低速域の中で起き、決して無謀運転をしているわけではないのですが、結果的に踏み間違いや不注意によって、制御できないほどの急加速を引き起こし、甚大な被害を生んでいます。
国は高齢運転者による交通事故防止対策の一環として「ペダル踏み間違い急発進抑制装置」の認定制度を作っています。免許返納にすぐに踏み切れない場合は、まず自車にこうした装置の導入を検討するなど対策すべきでしょう。
