Date: 2009-05-27 (Wed)
5月1日発売の「冤罪ファイル NO,6」に柳原三佳執筆の記事が掲載されています。 今年初めに「ミスターバイク」で2回にわたって掲載した「阿部事件」です。 被害者側の信号の色は、なぜ「青」から「赤」に変わってしまったのか? 「死人に口なし」と批判されても仕方のない、理不尽な捜査の実態と検察のずさんな対応を取り上げました。みなさん、ぜひ読んでください。 ■「阿部事件」(愛知県)
検察官殿、加害者を“不起訴”にした根拠は何ですか?
信号の色はなぜ「青」から「赤」に変わったのですか?
(リード) 2001年10月16日、愛知県豊田市の交差点を大型バイクで直進中、Uターンしてきた対向車と衝突し、死亡した阿部浩次さん(当時29)。警察は、交差する道で信号待ちをしていたドライバーの証言を元に、「被害者のバイクは青信号だった。事故の原因はUターンした加害者にある」と遺族に説明した。ところが事故から1年2ヵ月後、検察庁から突然告げられたのは、「加害者不起訴」という報告。しかも、肝心の信号の色が「青」から「赤」に変わっていた。そればかりか、事故の原因はいつのまにか、亡くなったライダーの赤信号無視とスピードオーバーにされていたのだ。納得できなかった両親は、検察に再捜査を依頼し、自らも現場で何度も検証を繰り返し、ついには最高検察庁にまで、不起訴理由の確認依頼を行った。両親の長い闘いを追う。
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