― 鋭意取材中!! 柳原三佳・日本の検視・司法解剖の問題を斬る!―

●死因究明制度で与党が提言(NHKニュース)
案事件や事故によって死亡した可能性のある人の死因を究明する制度の改善を検討して いる与党の議員連盟は、遺体の解剖が必要かどうかを判断する警察官や医師の能力の 向上などに政府全体で取り組む必要があるとしたうえで、財政的な裏付けが不可欠だ などとする提言案をまとめました。 (5月14日 4時14分)

詳しくはこちらから

死因究明

2008年4月名古屋のNHK番組「ナビゲーション」に出演しました。
今問題となっている死因究明についてコメントを求められました。
放送内容は上の動画でご覧ください。

●2008年9月12日に大阪弁護士会で開催された講演の模様を伝えるNEWS

大阪弁護士会と犯罪被害者支援委員会は12日、大阪市北区の大阪弁護士会館で、「わが国の死因究明制度の実情とその問題点」と題して、講演会を開いた。この日の講演会の呼びかけ人は弁護士で、参加対象者も弁護士。
講師に招かれたのは、年間160〜180体の死体解剖を行い、現場から現在の死因究明制度の危機的状況を指摘し続けている法医学者の岩瀬博太郎氏(千葉大学大学院医学研究院法医学教室教授)と、遺族の取材や海外の死因究明制度の取材をとおして、わが国の実情と問題点を雑誌やテレビなどで訴えているジャーナリストの柳原三佳氏。
【PJ 2008年09月17日】

http://news.livedoor.com/article/detail/3822297/


●「医事新報」に細川律夫衆議院議員の政策秘書・石原憲治氏の論文が掲載されています。
日本の死因究明制度の問題点と改正に向けての具体的な提言が網羅されてています。
>>>詳しくはこちらから(pdf)

NEWS 衆院法務委が死因究明改革提言へ!(2008年8月27日14時33分 読売新聞)
ニュース速報です!
かねてから問題提起してきた「死因究明制度改革」の必要性。
下記の提言が法務大臣に提出され、具体的に制度改革に向けて動き始めることになりました。
これまで、声を上げてくださったたくさんのご遺族、そして現場で頑張ってこられた法医学者や国会のみなさんに敬意を表したいと思います。

●異状死解剖「5年で倍増」、衆院法務委が死因究明改革提言へ 

 異状死の解剖率の低さなどが問題となっている死因究明制度について、衆院法務委員会の超党派議員団が制度改革を求める提言をまとめ、28日に保岡法相に提出する。

 異状死の解剖率を5年後に2倍の20%(年間3万件)となるよう体制を整備することや、新制度創設を検討する審議会の早期設置を盛り込んだ。

 提言は下村博文・法務委員長(自民)と与野党筆頭理事ら5人連名となっている。死因究明制度の役割について、「犯罪見逃しを防ぐだけでなく、国民の健康と安全の確保、事故の再発防止などまで幅広い」と強調。

 事件性の有無で所管官庁が異なるなどの現行制度に対し、死因不明の全死者について、解剖、コンピューター断層撮影法(CT)、薬毒物検査などが体系的に行われる制度を新設する必要があるとした。

 欧米の多くが50%以上という異状死解剖率に対し、まず現状を倍増する目標を掲げ、〈1〉法医学の専門教育を受けた刑事調査官(検視官)の増員と警察官の検視能力の向上〈2〉大学の法医学教室の予算確保と専門家の育成――など早急な現行制度の運用見直しを提案。

 並行して抜本改革の検討を求めている。

 法務委員会は5月から委員長主催で全委員を対象にした勉強会を開くなど異例の対応で提言をまとめた。政府は昨年12月に法務、厚生労働など4省庁で改革のための検討会議を設けたが、作業は進んでいない。

●死因究明「異状死の解剖率を2倍に」、衆院委が法相に提言書(2008年8月28日12時55分 読売新聞)

 衆院法務委員会(下村博文委員長)の超党派議員団が28日午前、保岡法相と会い、異状死の解剖率の低さなどが問題となっている死因究明制度の改革を訴える提言書を提出した。

 保岡法相は「死因究明対策をどうするか、政府一体で考えていく必要がある。まずは(進め方や手順を整理する)ロードマップやプログラム法などをつくり、改革に向けた道筋をつけていくべきだ」と述べ、抜本改革に前向きな姿勢を示した。
  制度見直しをめぐっては、解剖医らでつくる日本法医学会も年内に提言を国に示す方針。今後、制度改革の動きが本格化しそうだ。

 提言書は、死因不明の全死者に対し、解剖や薬毒物検査などが適正に行われる体系的な新制度の創設が必要だとし、当面の目標として、異状死の解剖率を5年後に現在の2倍の20%(年間3万件)とすることを掲げ、審議会の設置などを求めている。

 同委員会は5月から、全委員を対象にした異例の勉強会を設置するなどして現状の問題点を洗い出し、7月に死因究明先進国とされるスウェーデンを視察した下村委員長らが提言書をまとめた。

柳原三佳・週刊現代連載「葬られた“変死体”事件簿」

第1回 和歌山 中3男子「怪死」事件 各ページ
第2回 福 岡 41歳米国人「怪死」事件 各ページ
第3回 愛 知 県警職員「怪死」事件 各ページ
第4回 宮 崎 22歳男性「車中怪死」事件 各ページ
第5回 神奈川 川崎11歳少女「怪死」事件 各ページ
最終回 北海道 14歳少女「事故死」事件 各ページ

この事件は、私が「死因究明問題」に取り組むきっかけとなった事件のひとつで、遺族は当初から、「解剖の傷跡がないのに、解剖したことにされている」と訴えてきました。しかし、数多くの問題点を残したまま、2007年に裁判が終結しています。

このサイトの中に、柳原三佳執筆の記事が紹介されています。

■ 2007年09月新刊発売

 「本当の死因は体を開いてみなければわからない!」司法解剖医が明かす死因究明の 事情。年間15万体の「変死体」のうち、司法解剖されるのは僅か5000体あまり。日本 は先進国で最も死因究明が遅れた国だった!

−目次−
  1. あまりにお粗末な「死因究明」の現状
  2. 本当の死因はどこに?
  3. 遺族の思い、法医学者の使命
  4. 見逃される保険金、薬毒物殺人
  5. もの言えぬ乳幼児の死因解明と「法歯学」
  6. さまざまな「死」を考察する
  7. 医療事故死はどう扱われていくのか
  8. 日本の「死因統計」は信用できるか

■ 2005年09月発売

 解剖を怠り、人の死をないがしろにする警察・司法当局のずさんな実態を告発する!!
 あなたの人生の末路はこうして弄ばれる!

−目次−
  1. 警察と学校に奪われた「息子の未来」
  2. 「夫の死」は“カラ解剖”で裁かれたのか
  3. 法医学教室の実像
  4. 変死体とは何か
  5. 「木村事件」その後・・過ちを認めた北海道警察
© 柳原 三佳