FRIDAY 2006.10.13 短期集中連載[最終回]
交通事故 警察・司法の歪んだ捜査を斬る! 自動車同士衝突事故死 目撃証言も物証も無視 岐阜県警の「証言デタラメ捏造」 連載最終回は、警察のズサン捜査が招いた死亡事故の“二次被害”をレポート。最低限の初動捜査も行われずに“加害者”とされた男性の遺族は、警察、司法、保険会社と、5年以上にわたる闘いを強いられていた。交通事故捜査の問題点を糾すべく、本誌の追求は続く……。

FRIDAY 2006.10.6 短期集中連載[第4回]
交通事故 警察・司法の歪んだ捜査を斬る! 19歳少年死亡事故「飲酒」をアルコール濃度を書き換えて消した広島県警の杜撰 飲酒運転に絡むひき逃げ事件の増加を受け、このたび、警察庁はひき逃げ厳罰化の検討を開始した。「飲酒事故」撲滅の流れは確実に前進している。連載第4回は、飲酒を根拠付ける「アルコール濃度」の数値を巡る広島県警の迷走。これが信用できる“証拠”といえるのだろうか。

FRIDAY 2006.9.29 短期集中連載[第3回]
交通事故 警察・司法の歪んだ捜査を斬る!
「信号無視死亡事故」埼玉県警 警察が重視した「姿なき目撃者」
予断に満ちた捜査は、不幸な事故の“二次被害”まで招くことになる。連載第3回は、トラックとの衝突事故で命を落とし、「被害者」とされた20歳青年のケース。「信号無視をした」として100対0の過失割合を突きつけた警察には、大きな疑惑が存在する。遺族の必死の闘いを追った。

FRIDAY 2006.9.22 短期集中連載[第2回]
交通事故 警察・司法の歪んだ捜査を斬る!
「16歳少年白バイ衝突」身内をかばった愛媛県警の「不当捜査」
ジャーナリスト、柳原氏とともに、交通事故捜査の歪んだ実態を糾す今連載も3年目に突入。再開第1回は、白バイとの衝突事故で「加害者」に仕立て上げられた少年のケース。身内をかばい、事故状況を捏造する警察と、それを鵜呑みにする司法。逆転無罪までの闘いを追う。

FRIDAY 2006.9.15 短期集中連載[第1回]
交通事故 警察・司法の歪んだ捜査を斬る!
「16歳少年白バイ衝突」身内をかばった愛媛県警の「不当捜査」
ジャーナリスト、柳原氏とともに、交通事故捜査の歪んだ実態を糾す今連載も3年目に突入。再開第1回は、白バイとの衝突事故で「加害者」に仕立て上げられた少年のケース。身内をかばい、事故状況を捏造する警察と、それを鵜呑みにする司法。逆転無罪までの闘いを追う。

FRIDAY 2005.7.8 短期集中連載[最終回]
交通事故 警察・司法の“歪んだ捜査”を許すな! 悔恨「バイクなぎ倒し 4人死傷」を“脇見運転処理”した長野県警と名古屋地検 ときに警察のズサン捜査は、事故の原因や真相を、自らの手で曇らせてしまう。連載最終回は、最悪の事故を「脇見運転」で処理した警察と、それを無検証のまま認定してしまった検察。この連載は今回で終了するが、本誌は今後もこの問題を徹底的に追っていく……。

FRIDAY 2005.7.1 短期集中連載[第5回]
交通事故 警察・司法の“歪んだ捜査”を許すな! 怠慢 千葉県警が“物件事故処理”した「バイク重傷事故」の顛末 連載第5回は、右足開放骨折の重傷事故を「物件事故」として処理した千葉県警の怠慢捜査。予断に満ちた事実認定を下し、あまつさえ18歳の少年に一方的な過失を押しつける……。事故の経緯や原因がわからぬまま処理してしまうその罪を、警察は深く認識すべきである。

FRIDAY 2005.6.24 短期集中連載[第4回]
交通事故 警察・司法の“歪んだ捜査”を許すな! 「酒気帯び運転手」の言い分を鵜呑みにした兵庫県警の“暴走” あまりにも理不尽で、不公平で、ズサン……。バイク事故で息子を亡くした遺族は語る。連載第4回は、加害者の言い分を鵜呑みにし、一方的に被害者に罪を押しつけた兵庫県警。なぜ、当事者不在の捜査が許されるのか。あらためて、実証検分調書の早期開示の必要性を問う。

FRIDAY 2005.6.17 短期集中連載[第3回]
交通事故 警察・司法の“歪んだ捜査”を許すな! 26歳バイク事故死に熊本県警「調書・写真の捏造」疑惑 警察のズサン捜査により作成された調書。そのズサン調書を鵜呑みにする司法。これでまともな裁判が行われるはずがない。連載第3回は、裁判で敗訴した後、それでも独自の調査を続け、決定的な“疑惑”を追及し続ける遺族の執念。警察任せでは、真実は永遠に掴めない……。

FRIDAY 2005.6.10 短期集中連載[第2回]
交通事故 警察・司法の“歪んだ捜査”を許すな! 片足切断カメラマン「神奈川県警ズサン捜査」に10年後逆転勝訴するまで 連載第2回は、バイク事故で片足を失った男性の闘い。神奈川県警の手抜き捜査により、被害者である彼には重い過失が下され、歪められた事実認定を逆転するには10年の歳月を要した。ズサン捜査が招く事故後の“二次被害”こそが、最大の罪であることを認識する必要がある。

FRIDAY 2005.6.3 短期集中連載[第1回]
交通事故 警察・司法の“歪んだ捜査”を許すな! “被害”少年を“被害者”に仕立てた「ズサン捜査」 昨年、大反響を呼んだこの連載。ジャーナリスト・柳原氏とともに、再び交通事故捜査の歪んだ実態を糾す。再開第1回は、16歳少年のバイク事故死。警察による予断に満ちた捜査が、被害者だったはずの彼を“加害者”にしてしまった可能性がある。遺族の必死の闘いを追う。

FRIDAY 2004.12.24 告発レポート
遺体に“解剖跡”なく、保管臓器は“別人”のデタラメ司法解剖 神奈川県警が「交通事故→放置死」を「病死」にねじ曲げた疑惑 遺体は衝突痕の残る車内で発見された。司法解剖の末、監察医が出した死因は「病死」。だが、遺体にはメスの跡もなく、DNA鑑定の結果、臓器は別人のものと判明した。解剖の有無を巡り、遺族と監察医が真っ向から対立するこの事件。警察、監察医のデタラメぶりを徹底糾明する。

FRIDAY 2004.10.29 告発ルポ
刑法「危険運転」で“飲酒事故”でも“ひき逃げ”すれば刑が軽い「矛盾」 「飲んで轢いたら『逃げる』」急増中の大問題 3年前の刑法改正で、飲酒事故の罪がより重くなったことはドライバーなら周知のこと。だが、新法には“抜け穴”があった。悪質ドライバーの間で囁かれる「轢いたら逃げろ」。事実、刑法改正の前後から、ひき逃げが急増しているのだ。

FRIDAY 2004.4.30 短期集中連載[最終回]
交通事故 警察・司法の“歪んだ捜査”を糾す 国会で問題になった千葉県警警察と飲酒事故加害者との“癒着” 最終回は、飲酒運転の車に撥ねられ、植物状態になった被害者のケース。警察と加害者の“関係”に注目してほしい。これまで見てきた交通事故捜査の怠慢、ズサン、利権……。調書の捏造はなぜ行われるのか?そして、なぜ歪められた調書を早期にチェックできないのか?連載はいったん最終回を迎えるが、本誌は引き続きこの問題を追っていく。

FRIDAY 2004.4.23 短期集中連載[第5回]
交通事故 警察・司法の“歪んだ捜査”を糾す 元警察官 被害者の父が“身内”を訴えた 神奈川県警 警察のズサン捜査 「『見せない』前提のものだからいい加減なことが書ける。そして、いい加減だからこそ『見せられない』」。神奈川県警の元警察官・春田長雄さんは、警察の事故調書の“本質”をこう語る。連載第5回は、その元警察官の娘のケースだ。警察のズサンな事故処理を実名告白し、訴えた12年。内部にいるからこそ見えた交通捜査の実態とは……。

FRIDAY 2004.4.2 短期集中連載[第4回]
交通事故 警察・司法の“歪んだ捜査”を糾す 検察も批判した愛知県警の最悪「超ズサン バイク事故死 調書」 希望に満ち溢れていた将来は、ほんの一瞬の事故で無惨にも引き裂かれてしまった……。連載第4回は、検察もが“認定”した、愛知県警の想像を絶する手抜き事故処理。ここにもまた、調書の早期開示の必要性を訴える被害者がいる。「死人に口なし」。ある警察官の心無い一言は、交通事故捜査における警察の“姿勢”を、端的に表しているのではないか。

FRIDAY 2004.3.26 短期集中連載[第3回]
交通事故 警察・司法の“歪んだ捜査”を糾す 「“バイク事故”死に新疑惑!」でも動かぬ北海道警 警察の“過ち” 本誌が昨年から追い続けている事件がある。16歳少年の“事故死”には数多くの疑惑があり、母親は真相究明に4年もの月日を費やしてきた。連載第3回は、警察の手ぬるい捜査と勝手な都合が招いたズサンな事故処理をあらためて問う。検視の存在意義、名ばかりの再捜査。わかるはずの真実を、警察は自らの手で曇らせていくのか……。

FRIDAY 2004.3.19 短期集中連載[第2回]
交通事故 警察・司法の“歪んだ捜査”を糾す “1年間取り調べなし”で加害者扱いした 千葉県警 交通事故で意識不明の重体。意識が戻ると、いつの間にか加害者となり、新聞にまで載っていた。自分の主張とはまったく違うのに……。連載第2回は、事故状況を説明することすら許されず、直後から加害者扱いされた男性の訴え。警察のズサンな捜査は、人の人生など簡単に狂わせてしまう。原則であるはずの供述調書作成の意味をあらためて問う……。

FRIDAY 2004.3.5 短期集中連載[第1回]
交通事故 警察・司法の“歪んだ捜査”を糾す 「公務員の庇い合い」が生む大甘事故処分 交通事故捜査が生む“二次被害”に苦しむ被害者・遺族が後を絶たない。ずさんな事故処理、歪められた真実認定。ジャーナリスト・柳原氏とともに交通事故問題を追う。連載第1回は、加害者の一方的な供述と詰めの甘い捜査を知り、愕然とした遺族の憤りと訴え。息子の無残な姿を公開してでも……。この思いを、警察・司法はどう受け止めるのか。


© 柳原 三佳